海洋葬(海洋散骨)のご案内
ユネスコ自然遺産小笠原諸島・父島の沖合い、太平洋の真ん中に散骨をします。
住職がチャーターボートに乗船し、読経をし海に香水をまき回向をささげます。その後に、遺族のみなさんに海に散骨をしていただきます。
また、父島にお出でになれない方には「委託代行」にてお勤めいたします。
海洋散骨(海洋葬)は、宗派を問わずお受けいたします。
数年前「戦友に会いたいので太平洋で散骨を」と遺言し亡くなった男性がいました。奥様が行行寺の海洋葬に申し込み、夕陽を見ながら太平洋に散骨しました。
「おとうさん、幸せね。こんなきれいな海で戦友に会っているのね」と。
遺言どおりに散骨をつとめ、晴れやかなお顔でお帰りになりました。
海洋葬の手順
1)父島行行寺で海洋葬を希望する日、および参列予定人数を、
電話 ( 04998-2-3721 ) または メール でお知らせください。
2)行行寺より「海洋葬申込書」をお送りします。申込書にご記入の上、
「火葬許可証(埋葬許可証)」のコピーと共に返送願います。
3)ご遺骨は、散骨できるように粉末状にして、水に溶ける袋に入れてご持参
ください。委託の方は同様の状態にしてお送りください。
4)当日は、父島行行寺の本堂にて読経・回向、焼香の後、
港へ移動しチャーターボートに乗船します。
5)父島の沖合いに移動して、行行寺住職読経の後に
散骨していただきます。
6)下船しましたら宿までお送りします。
海洋葬の費用
冥加料(海洋葬料金)70,000 円(一霊)
ボートチャーター費 30,000 円
海洋葬当日以後の回向について
行行寺の海洋葬専用の過去帳(写真)に戒名やお名前を記載し、月の命日に念仏回向を捧げます。また、行行寺本堂にて年回忌の回向も勤めます。
*以後は一切の費用請求はいたしません。
過去帳
本堂にて回向風景
父島行行寺・海洋葬(海洋散骨)のご案内
お支払い方法
●振込みの方は、〔ゆうちょ銀行口座〕宛にお願いします。
ゆうちょ銀行からのお振込みの場合
【 番 号 】18179001
【 記 号 】10110
【 名 義 】(宗)行行寺/ぎょうぎょうじ
ゆうちょ銀行以外からのお振込みの場合
【 口座番号 】1817900
【 口座種別 】普通預金
【 店 名 】0一八(ゼロイチハチ)
【 名 義 】(宗)行行寺/ぎょうぎょうじ
●現金の方は、事前に現金書留で送付か、当日お収めください。
よくある質問 (海洋葬に関するご質問をまとめています)
Q 日にちの予約はできますか?
A できます。おがさわら丸の運行表をご覧になり、ご希望日をお知らせください。
Q 父島に花はありますか?
A 父島に花屋はありません。ご持参ください。
Q 喪服は必要ですか?
A 必要ありません。ボートへの乗り降りがありますので、なるべく身軽な服装でお願いします。
Q 父島にいけないので、代行してもらえますか?
A はい。代行でお勤めします。
Q その際、遺骨の送り出しはどうすればいいですか?
A 地元の郵便局にご相談ください。受け付けてもらえるはずです。
Q どの辺の海に散骨するのですか?
A 海の状況にもよりますが、港から約30分ほど沖合いに出た海に散骨していただきます。
Q 遺品なども海にまけますか?
A 金属など水に溶けないものはできません。
Q 海への散骨は違法ではないのですか?
A 法的には問題ありません。